みなさまこんにちは!ブログ管理人のさゆりです。 代々地元人の両親の元、京都で生まれ育ち、大学で東京に出てくるまで、京都以外の世界をほとんど知りませんでした。 ご存知の通り、京都は1000年以上の歴史を誇る古い町で、京都には今でも日本の本当の首都は京都だと思っている人がたくさん居ます。創業100年以上の店は当たり前で、中には日本最古、創業1000年以上を誇るお茶屋さんも京都にあります。 もちろん、他の街から京都に移り住んだ人や、京都大学の学生さんなど、他の地方出身の人もいますが、先祖代々京都人という住人も多く、「応仁の乱」の話が普通に出る、ご先祖の話として、歴史上の人物の名前が上がるのも京都ならでは。
東京の人と比べて、先祖代々京都人、という人の中には、スピリチュアルな世界を深く信じている人が多いことに、東京に出て初めて気がつきました。家や店の玄関に盛り塩をしたり、ゲンを担いだり、縁起の悪い言葉に気をつけるなど・・・。
近所の神社仏閣への信仰や、子供の頃に親が私をしつける時に使っていた言葉「お行儀が悪いからやめなさい」と並んで母親の口癖だった、「縁起が悪いからやめなさい」という言葉は今考えると様々なスピリチュアルな世界への興味の扉でした。
日本人のほとんどが、「縁起が悪いから」と言われたらなんとなくイメージできる「縁起」ってなんだろう?と思ったことが、スピリチュアルな世界、日本のスピリチュアルな世界の歴史への興味の始まりです。
東京に出て、京都の人がスピリチュアルな世界を身近に感じている理由を知りたい、そう思い様々な本を読んだり、話を聞いたりしてきました。 都会の人々の一部には、スピリチュアルな世界は非科学的で、迷信的、未だにそんなものを信じている人は、ちょっと頭が悪いのではないか、と思っている人がいますが、私は科学的な世界も、スピリチュアルな世界も両立すると思っています。
人間の脳の中で使われているのはわずか数パーセントと言われているそうですが、その他の部位は一体何をしているのか、まだわかっていないことばかりですね。 「気」とか「運勢」とか、「偶然」。そして何かを信じること。 そういったことに全く意味がないと決めつける人を見ると、なんだか薄っぺらだなあと感じずにいられません。
日本の伝統や文化に根ざしたスピリチュアリティに興味を持ち、その奥深さを探求する中で、自分自身もさまざまなスピリチュアルな体験を経験しました。そして、その体験をブログでシェアすることで、同じような興味や疑問を持つ人たちとつながり、共に学び合える場を作りたいと思っています。